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自閉症を持つ息子の問題行動を少しでも減らしたいと思い、「食べる物」を見直し始めたのは、息子が小学1年生の頃でした。

息子は小さい頃から社会性が乏しく、強いこだわりもありました。ルールを全く守れない事で周りに迷惑をかけてしまうのですが、どんなに説明をしても理解をしてくれません。

私は毎日周囲に謝り続け、一日の終わりにはクタクタになりながら、息子の将来に対する不安や孤独と戦う日々を過ごしていました。

知人から食事の内容で問題行動が減る事があるらしいと聞き、半信半疑ながらも取り組み始めた「食事の見直し」。

栄養療法専門の病院へ通ってアドバイスをもらったり、自宅で本を読んだりしながら、少しずつ食べる物を選ぶことを意識し始めました。

ちょうど成長する時期と重なっただけかもしれませんが、食事の内容を変え始めてから数か月もしないうちに、一方的なコミュニケーションしかできなかった息子が私の言葉に反応してくれるようになり、それがすごく嬉しかった事を覚えています。

家族の食事を変えたことで、アトピー体質だった娘の肌の調子にも良い変化が見られて、良かったねという話を夫としたことも印象的でした。

いかに食事が子どもの心身に影響を与えるか、ということを、実感をもって思い知りました。

このような経験から、自分の子供たちが赤ちゃんだった頃に食べさせたかったと思えるような離乳食を作り、忙しいママさんやパパさんの役に立てればと思うようになりました。

専業主婦で、ビジネス経験も何もないゼロからのスタートだったので課題は山積みでしたが、たくさんの業界の方にご指導・ご協力をいただきながら、自身の想いが詰まった離乳食を完成させることができました。

みなさんの愛くるしい赤ちゃんが、健やかに成長しますように。

その成長にほんの少しでも貢献できれば、こんなにうれしい事はありません。

株式会社HOPPE
代表 飯塚周子